時宗
宗祖 | 智真(一遍上人) |
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経典 | 阿弥陀経、無量寿経、観無量寿経(浄土三部経) |
本尊 | 阿弥陀仏 |
お唱え | 南無阿弥陀仏 |
本山・名刹 |
清浄光寺(総本山・藤沢市)、無量光寺(相模原市)、金蓮寺(京都)、 正法寺(京都)、観喜光寺(京都)、真光寺(兵庫県) |
寺院数 | 413ヶ寺 |
信者数 | 約300,000人 |
時宗の歴史と教え
一遍上人が熊野権現で受けた信託で「自分が衆生を救うのではなく、ただ阿弥陀仏によってすでに救われていることを人々に告げるだけだ」と気づき、阿弥陀仏の絶対の救済性を確信しました。この年(1274年)が立教開宗の年とされています。
一遍上人はこの他力念仏をすべての人びとにすすめ、生涯「南無阿弥陀仏」と記した念仏の名号札を配りながら、全国を歩き信徒も又集団でこれに従ったという事です。
この信徒を「時衆」といい、後に「時宗」と呼ばれるようになったわけです。
時宗の「踊り念仏」はすでに救われているという喜びにあふれて自然発生的に生まれたものと言えましょう。
この信徒を「時衆」といい、後に「時宗」と呼ばれるようになったわけです。
時宗の「踊り念仏」はすでに救われているという喜びにあふれて自然発生的に生まれたものと言えましょう。